BLANKEDとは

BLANKED(ブランケッド)は、綿繊業発祥の地「三河」で70年以上、生地づくりを行なってきた老舗メーカー「ナカモリ」がつくる、ガーゼケットのファクトリーブランドです。

軽さとふんわり感を追求したこだわりの4重ガーゼ

寝具としてのガーゼを考えた時に、ふんわりしたガーゼに包まれる幸福感、ボリューム感があってしっかり包まれる感覚、だけど軽くて取り回ししやすい感じ、吸った汗を早く乾かしてくれる通気性、これはどれも妥協できないと考えました。
ふんわりした感じとボリューム感は、層を重ねれば実現できますが、その分重くなり、通気性が悪く乾きにくい生地になってしまいます。
そのバランスを考えて実験を繰り返し、完成したのが4重ガーゼです。
BLANKEDのガーゼは、裏表は肌に当たった時に気持ちがいいように細かい糸で織り、中層部分は太い糸でザクザクと織っています。

実は1年通して快適な使い心地

ガーゼ生地は、通気性、吸湿性に優れているので「夏のもの」のイメージがありますが、
生地が層になっているので、言い換えれば「空気を取り込みやすく、保温性にも優れている」ということ。

つまり、暑い夏にも、寒い冬にも、ほどよい温度で過ごさせてくれる、通年使える素材なのです。
夏だけじゃなく、冬にも、ぜひ年中使っていただければと思います。

今治タオルの産地で洗うことで実現した「バツグンの吸水性」

睡眠中は思った以上に汗をかいています。
そんな汗をすぐにしっかり吸水してくれることが、快適な睡眠時間につながるのではないかと考えました。
このガーゼケットは愛媛県の染工場で、日本名水百選にも選ばれた石鎚山の水をたっぷり使って洗うことで、バツグンの吸水性を実現しました。

綿のガーゼだったらなんでも吸水性はいいのではないか？
そう思われるかもしれませんが、実はこの「洗い」の工程次第で、仕上がりの吸水性が段違いで変わってきます。
実はそもそも綿自体が油分を含んでいます。よく医療現場などで使われる「脱脂綿」というのは、油を抜くことで吸水性を良くした綿のことをいいます。
また生地を織り上げるために糸に糊をつけたり、製造過程でどうしても汚れが付着してしまいます。
これらは、ご自宅でのお洗濯で落とせるものではないので、専用の染工場でしっかり落とす必要があるのですが、その工程こそが吸水性の善し悪しを握っていると言っても過言ではありません。
また、寝具はあくまでタオルなどの吸水性を必要とするものではないので、この洗いの工程は従来あまり重要視されていませんでした。

BLANKEDのガーゼ生地は、愛媛の今治タオルの製造で使われる染工場さんで、薬品を使わずに酵素の力で洗っていきます。
酵素の力は偉大で、麹室のような暖かい部屋でじっくりと時間をかけて油分や糊を分解してくれて、タオルとして使っても全く問題ないレベルの吸水性を持ったガーゼケットが出来上がります。
この酵素の力を使うために、糸につける糊も、酵素が分解してくれるデンプン糊を使っています。
また薬品を使わないために洗いの過程で生地を傷めにくく、結果的にふんわりして、さらに長持ちする生地が出来上がりました。

見比べてみると一目瞭然。ふんわり感が伝わるかと思います。

使いやすいハーフサイズ、ぜひご活用ください。

夏場にお腹にかけたり、ソファでのんびりする時に使ったり、1枚あると使い回しの効く便利なサイズです。